こんにちは、編集長のsugiです。
今回はタイトルにもあるとおり、iPadで使えるNAS(ホームサーバ)のおすすめ7機種と選び方についてまとめて紹介したいと思います!
iPadのストレージ容量が不足して困っている方やiPhoneやパソコンなどのデータをiPadでスムーズに確認したい方は必見です!
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目次
NASとは?
NASとは「Network Attached Storage」の略で、ネットワークに接続してファイルを共有することができる、いわばHDDの拡張版のようなものです。
呼び方は様々ありますが「ナス」「ネットワークハードディスク」「自宅サーバ」「ホームサーバ」などと呼ばれることが多いです。
NASの選び方
NASの選び方について、以下でかんたんに紹介してみたいと思います!
前提として、NASはパソコンで使えて当たり前の商品なので、今回はiPadで快適に使えるNASという観点から商品を紹介してみたいと思います。
NASにはたくさんの種類があり、利用できる機能やHDDの容量によって値段も変わってきますので、必要な機能はがあるかと予算で相談してみてください。
NASには「完成品」と「キット(手作り)」の2種類がある
NASには「完成品」と「NASキット(手作り)」の2種類が発売されています。
バッファローやアイ・オー・データなど日本国内のブランドは、完成品を販売する傾向が高く、海外勢ブランドでは、NASキットが一般的になっています。
❍ 面倒なら「完成品」がおすすめ!
❍ 「NASキット」は大容量だけど安価なNASが欲しい・ちょっとチャレンジしてみたい方におすすめ!
最大容量は何TBまで対応しているか
まずは内蔵しているHDDの容量に注目してみてください。
完成版なら容量が書いているので必要な容量のNASを買えばOKですが、NASキットは「最大○○TBまで対応」などと記載があるので、最大で利用できるHDD容量をチェックしておきましょう!
優秀なプロセッサー/メモリを積んでいるか
NASはインターネットに接続してパソコンやタブレットやスマホ同士でファイルのやり取りを行うので、一般的なUSBハードディスクより負荷が掛かります。
そのため、NASには独立したCPUとメモリが内蔵されているものがスタンダードとなっており、それらの性能が高ければより快適に使うことができます。もしも自宅にすでにNASがあるけど動作が不安定・コピー速度が遅い!という方はNASが原因になっている可能性もありますので、買い替えも視野に入れて検討してみてください。
外部からアクセスできるか
大抵のNASは外出先(自宅ネットワークの外)からでもアクセスできるように設定することができますが、外部アクセス機能を利用したい方は機能が利用できるか、使いやすいかも確認してみてください。
iPadで使えるアプリがあるか
iPadで使えるアプリがあるかはとても重要です。
NASキットで販売されている製品は、iPadからファイル操作ができるアプリが充実していますので、実際のアプリ画面や機能なども確認しながら選んでみてください!
RAID機能(バックアップ)は大丈夫か
NASは、複数台のHDDを自在に組み合わせて容量を大きく見せたり、クローンディスクを同時に作成してバックアップに備える「RAID機能」とよばれるものが利用できます。
とくに希望がなければ気にしなくて良いですが、バックアップ目的でRAID構成を検討している方は、やりたいRAIDが対応しているか確認してみてください(詳しくは各製品ページに説明があると思うので省略します)
NASキットにおすすめのHDD
NASキットには、信頼性と耐久性に優れたHDD選びが必要になります。
NASは基本的に24時間付けっぱなしなので、NAS用のHDDを選びましょう。個人的にはWD(ウェスタンデジタル)製のREDがおすすめです!
また、最近はSeagate(シーゲート)のHDDも信頼性が上がっているのでおすすめです。コスパで選ぶならSeagateが選択肢に入ると思います。
NASのおすすめ7機種はコレ!
ここからはNASのおすすめ7機種をまとめて紹介していきます!
WiFiルーターの購入を迷っている方は、上記で紹介した選び方を参考にして検討してみてください。
【バッファロー LS210Dシリーズ】タブレットの容量不足を解消!
タブレットやパソコンの容量不足に悩んでいる方におすすめしたいのが、こちらバッファローから発売されているのNAS。
映像や写真のデータの管理にはぴったりの製品で、初めてのNASデビューに最適な価格とスペックになっています。容量は1TBから4TBまで選べるので、用途に合わせて最適なサイズをチョイスできます。
日本メーカーなので、日本語の取扱説明書も付属しており、iPadで使えるアプリも用意されていますので、設定で困ることも少ないのではないかと思います。購入後1年間のメーカー保証が付いているので安心して使えるのもポイントです!
【バッファロー LS210Dシリーズ】のスペック
■ ストレージ容量:1TB、2TB、3TB、4TB
■ CPU: –
■ メモリー:-
■ ポート数:1ベイ
■ 保証期間:1年間
■ おすすめ度:★★★★
【アイ・オー・データ HDL-AAシリーズ】高速な通信速度を実現した安心品質のNAS
アイ・オー・データから発売されている、こちらも入門者向けのNASです。
本体に「デュアルコアCPU(Marvell Armada382)」を搭載することで、最大116MB/sでのデータ転送が可能となっており、大容量ファイルでも快適に使えるようになっています。また、WEBブラウザ上から装置の各種設定を変更することや、Dropboxなどと同期させることでファイル管理もできます。iPadなどの外部ストレージとしても活用が期待できます!
品質も日本製ならではで、電源部の電解コンデンサーに信頼性の高い国内メーカーの部品を使用しているほか、ハードディスクドライブの特性を考慮した固定方法、安定した放熱のためにファンとエアフローの設計にこだわっています。NASは基本的に電源が付けっぱなしになる機器なので、熱対策がしっかりされていたり、内部部品の強化が図られているのは嬉しいポイントです。
【アイ・オー・データ HDL-AAシリーズ】のスペック
■ ストレージ容量:2TB、3TB、4TB、6TB
■ CPU:Marvell Armada382 (1.33GHz)
■ メモリー:512MB
■ ポート数:1
■ 保証期間:3年間(HDDのみ1年間)
■ おすすめ度:★★★★★
【Synology DiskStation DS220j】初心者でも使いやすいNASキット
こちらは、Synology(シノロジー)という台湾メーカーが販売しているNASキットになります。現在Amazonベストセラー1位を獲得している商品でもあります。
Synologyの最新モデルで、2ベイタイプで最大2台のHDDを取り付けることができます。RAID機能構成は各種対応しており、直感的に操作ができるアプリが用意されているので、初心者でも比較的かんたんに設置・構築することができるので、初心者からでも使いやすいNASキットとしておすすめです。
【Synology DiskStation DS220j】のスペック
■ ストレージ容量:キット販売なのでHDDは別売
■ CPU:64bit デュアルコア 1.4GHz
■ メモリー:512MB
■ ポート数:2ベイ
■ 保証期間:2年間
■ 動作音:18.2dB(A)
■ おすすめ度:★★★★★
【Synology DiskStation DS218j】初心者でも使いやすいNASキット
同じく、Synology(シノロジー)という台湾メーカーが販売しているNASキットになります。
Synology DiskStation DS218jは、DS220jの1つ前のモデルになります。
iPadからもアクセスできるので、PCから保存したドキュメントや画像、映像ファイルなどを確認できます。また、大容量HDDでNASを手軽に構築できるので、上記で紹介したような完成版のNASよりもコスパに優れておりHDD交換も簡単にできるのも魅力です。
排熱がしっかり考慮されている点や、低消費電力のSoCを搭載している点などランニングコスト的な部分でも満足度の高い製品です。
【Synology DiskStation DS218j】のスペック
■ ストレージ容量:キット販売なのでHDDは別売
■ CPU:64bit デュアルコア 1.3GHz(Marvell Armada 385 88F6820)
■ メモリー:512MB
■ ポート数:2ベイ
■ 保証期間:2年間
■ 動作音:18.2dB(A)
■ おすすめ度:★★★★★
【Synology DiskStation DS218play】2万円代で2ポート/クアッドコア搭載のコスパ最強NASキット
こちらも同じSynology(シノロジー)から発売されているNASキットになります。
2万円代で2ポート、クアッドコア搭載のコスパ最強NASキットとしておすすめしたいケースです。クアッドコア搭載なので、ファイル転送速度に期待できるほか、データのバックアップを考えている方には良い商品だと思います。HDDは別売ですが、最大2台まで入れることができます。
また、メーカーによって破損したHDDを交換するだけでミラーリング構成は持続できますので、安いコストでデータを安全に保存するという点では本製品のようなタイプのNASがおすすめです。
【Synology DiskStation DS218play】のスペック
■ ストレージ容量:キット販売なのでHDDは別売
■ CPU:Realtek Quad-core 1.4GHz(32bit)
■ メモリー:1GB
■ ポート数:2ベイ
■ 保証期間:2年
■ 動作音:19dB(A)
■ おすすめ度:★★★★
【Synology DiskStation DS418play】
こちらも同じSynology(シノロジー)から発売されているNASキットになります。
4ベイタイプなので、より大容量ファイルを保存したい・使用頻度が高い・バックアップを取りたいといった目的で、複数ユーザーでシェアする中小企業やフリーランスの方が快適に使えるNASキットだと思います。
こちらも簡単に設定ができるソフトが付いているので、初めてNASを購入する方にもおすすめです。たくさんのクラウドサービスと連携できるほか、DIMIXにも対応しており、録画データをレコーダーから保存できます。エンターテインメント面でも充実のNASキットです。
【Synology DiskStation DS418play】のスペック
■ ストレージ容量:NASキットのため別売
■ CPU: 64ビット Intel Celeron J3355 (2.0GHz)
■ メモリー:2GB(6GBまで拡張可)
■ ポート数:4ベイ
■ 保証期間:2年間
■ おすすめ度:★★★★★
【RAVPower RP-WD009】wifiでiPhone、iPadのストレージを増やせる画期的アイテム!
こちらは番外編的なアイテムになるのですが、iPadでは需要がありそうだったので紹介しておきます。
RAVPowerから発売されている「RP-WD009」という商品で、WiFi経由でUSBストレージやSDカードなど外部メディアとiPadをワイヤレスで繋いでデータ転送ができる画期的なガジェットです。
こういった商品って、意外とありそうで無い商品なんですよね(笑)
iPhoneとiPadに対応しておりWiFi経由で通信を行うので、データ通信料やケーブルの互換性などは関係なく利用できるのがポイント。最大4TBの外部ストレージに対応するため、iPadの大容量外付けHDDとして使うことも可能です。
また、本体に6700mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、出先でワイヤレス充電器として使うこともできるスグレモノです。iPadのヘビーユーザーはぜひチェックしたいガジェットではないでしょうか。さらにWiFiルーターとしての機能も内蔵されています。
【RAVPower RP-WD009】のスペック
■ ストレージ容量:別売
■ Wi-Fiスピード:733Mbps(300Mbps@2.4GHZ、 433Mbps @ 5GHz)
■ 周波数帯域:2.4GHz / 5GHz
■ バッテリー容量:6700 mAh
■スタンバイ時:最大14.5時間(2.4GHz)/最大8.7時間(5GHz)
■再生時間:最大8.4時間(2.4GHz)/最大時間(5GHz)
■本体への充電時間:約4.5時間
■同時接続台数:最大5台
■ 保証期間:1年間
■ おすすめ度:★★★★
まとめ
今回はiPadで使えるNAS(ホームサーバ)のおすすめ機種と購入時の選び方をまとめて紹介してみました。
スマホやタブレットはストレージの大容量化やクラウド化が進んでいるので、だんだんストレージの空き容量に悩まされることが減った方もいると思いますが、NASはiPadの容量不足解消以外にも様々な活用方法があります!
なかにはメーカーオリジナルの機能が使えるNASもあるので、気になった方は商品ページをチェックしてみてください。みなさんのNAS選びの参考になれば嬉しいです!
では
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